高速道路のサービスエリアに温泉という発想は、もともとはトラック運転手のための簡易宿泊施設の一環として入浴場を備えたサービスでしたが、その発想からさらに発展して、サービスエリアに誰もが楽しめる温泉にたどり着いたというわけです。サービスエリアの温泉の内容などについて。
高速道路の民営化に伴って、サービスエリアに温泉が登場しました!
高速道路のサービスエリアではお土産や飲食サービスなどが典型でしたが、民営化の流れと共に、高速道路の収入は通行料だけではなくサービスエリア自体がアミューズメント施設として収入源となる場合があります。温泉も、アミューズメント施設の一環として登場したわけです。
サービスエリアの目的は、元来のような通行の通過点にある休息点という目的から、サービスエリア自体がドライブの目的地としての役割を果たすようになって来ました。アミューズメント施設を持つのもその一環なわけですが、交通アクセスという点から見たら、アクセスが良い立地条件としてはこれ以上のアクセスはないわけです。
高速道路に直結しているわけですし、アミューズメント施設としての用地は、あらかじめすぐそこに用意されているわけですから、道路財源で粉糾する国会を尻目に、実際の現場では着々と高速道路ビジネスが進行しているというわけです。
サービスエリアの温泉は、現在は足柄サービスエリア、諏訪湖サービスエリア(中央道)、錦秋湖サービスエリア(東北道)などをはじめ、全国に点在しています。
温泉の内容も、足湯、室内浴場などの小規模なものから、露天風呂やサウナまでをも完備した大規模なものまで、いろいろなタイプがあります。
例えば中央道の諏訪湖サービスエリアはインターネットでも紹介されているほどの人気サービスエリアで、サービスエリアが単独でサイトを開設・運営しているのです。
こういった流れを見ると、以前のサービスエリアに対する考え方とは大きく異なりますね。
アメリカでは、トラックパークという名の長距離トラック運転手のための施設が全国に配置されていて、入浴だけでなくコインランドリーやインターネットサービスなどを提供しています。トラックの形態や道路事情が違うので、一概に比較することは出来ませんが、似たようなサービスを日本でも一般乗用車向けに展開できるのではないかと考えられています。
その代表的なのがサービスエリアに登場した温泉というわけですね。温泉文化は日本固有の文化であり、これからも普及し続けていくことを期待したいものです。